臨床でも基礎でも無投与の場合で自然治癒により治療率pが0%ではなく、正の値0<p<1をとることがあります。一方、頭打ちという状態で投与量をいくら増やしても治療率が80%ということもあります。
回帰分析というと、直線回帰、非直線回帰、重回帰などよく目にします。ロジスティック回帰も基礎から臨床まで広く使われていますが、どのような時に使うのでしょうか?
基礎試験、臨床試験ともに測定を2回とか3回実施して、試験の精度を高めることは、しばしば行います。でも、試験動物がイヌの場合とマウスやラットの場合では、使える例数により、検定方法が変わることがあります。今回のメモは、その違いについての話題です。
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