安全性評価研究会

抗体医薬品がバイオ医薬品の主流となり、グローバルな大型商品として展開している。しかし、抗体医薬のターゲットとする抗原の数にも限りがみえてきた。核酸、新規製剤、希少疾患薬、ドラックリポジショニングなど、いろんな分野で新しい展開はみえるが、大木に育つためにはさらなるイノベーションが求められる。現在、薬科大学で教鞭を取る身ではあるが、製薬企業で33年間医薬品の研究開発に携わってきた経験から、日本における創薬を生み出す環境とは何かを考えてみることにした。

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