先日、武田薬品工業㈱に技術・研究職として入社したメンバーによる同期会があった。昭和56年の入社、29名だった。私は現在は大学に所属しているが、そのメンバーのひとりである。入社当時、全員が武田ファミリーに加わった、家族になった感じがあった。そういう時代だったのだ。入社時の1ヶ月間の研修では研究所、工場、物流センターなどを宿泊で回った。各部署の会社の先輩や同僚とのお酒の宴も毎日のごとくであった。同期入社のメンバーで多くの時間を一緒に過ごし同じ経験をしたせいか、大学の同窓のような趣があった。
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